アウェーで京都に勝利

Jリーグ 第29節、アウェーで京都サンガと対戦。京都は現在17位、18位湘南と共にJ2降格へリーチがかかった状態。しかし、26節では清水に対して1-1の引き分け、27節では1-2でG大阪に負けはしたものの、調子を上げてきている。本戦も降格阻止のため、がむしゃらな試合をしてくるはず。一方川崎フロンターレは優勝?!、ALC出場権の為には絶対に落としてはいけない試合である。今節は3試合ぶりに川崎の太陽ことジュニーニョが復帰し、矢島とコンビを組む。

結果は4-3で川崎Fがなんとか勝ちきった。前半早い時間は川崎のペースで試合が進み、開始16分に得意の小宮山ゾーンから小宮山がシュートを決め先制。その後は、京都に守備ブロックを固められ追加点が奪えない。攻めあぐねている川崎Fに対し、京都のカウンター攻撃が徐々にフィットし始める。前半30分、京都 MFドゥトラに混戦から決められ1-1の同点に追いつかれてしまった。前半はこのまま終了。川崎Fが良い時間帯に先制して入ったものの、結局追いつかれて終了という、あまり好ましくない展開。また前半のシュート数は川崎Fが京都の約2倍ほどはなっているが、内容的にはシュート数ほどの差がなく、ハラハラの試合展開。

後半に入ると京都はさらに守備ブロックを固めると同時に、カウンター攻撃にさえが見える。ルーズボールへの反応も京都がやや勝る感じ。後半11分、先に動くのは川崎F、MF田坂に替えてFW黒津を投入。黒津はFWポジションでは無く、田坂の居た右MF位置へ入る。前節でも同じような起用をされていたが、余り上手く機能していないようでちょっと不安・・・。しかし、この起用が的中し、後半16分 右でボールを受けた黒津は中に切れ込み、得意の左足でゴール左隅に技ありのシュートを決める。これで 2-1 のリード。が、試合はまだ終わらず、40分 京都のFW中村(充)にゴールを決められ、試合時間 残り5+α分を残し振り出しに。ここから両者共に攻撃のエンジン全開。直後にケンゴ、ジュニーニョが立て続けに得点を決めて、4-2。このまま試合終了か?と思ったが、京都はまだまだあきらめておらず、ロスタイム2分に 京都 MF金に3点目を取られてしまった。勢いづく京都であったが、このまま試合終了(ホー)。最後は点の取り合いになったが、何とか川崎フロンターレが勝利した。

今日のMVPは矢島に進呈したい。試合中、攻守にわたりファイトあふれるプレーをしてくれた。身体の強さはテセを思い起こされるものがある。最後のジュニーニョのシュートは彼が頑張ってボールを奪い、攻め込んだからこそのものである。

次節は鹿島をホームに迎えての対戦、たたきのめして一気に上に行こう!

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